96年11月 天気:雨 JTCCインターテック/東日本ザウルスカップ レースレポート 

 東日本ザウルスカップ / メインレース大会名:インターテック

 デビュー戦から、2ヶ月後。2戦目のレースが決まった。

 2戦目にして、JTCCの前座を勤める事になった。

 観客も5万人〜いて、目立ちたがり屋のオレ様は、燃えていた。

 こんな中でレースできるなんて最高だ。良い所見せたい。。。。

 そんな事を思っていた事を思い出します。




 
〜予選〜

  オレ様にとって、2戦目のレース参戦。今度こそは、勝ちたい。

 しかもインターテックという国際格式レースの中、前座として行われる。観客数は約5万人。

 オレ様は人に見られると燃えるタイプ。最高の表舞台。っが、天候はまた雨。

 デビュー戦に引き続き、2戦連続大雨。皆さんから、「得意の雨じゃん」っといじめられる( ̄▽ ̄;

 でもデビュー戦同様、雨でポールポジションがとれたのも事実。自信を持って予選にのぞむ事に。

 しかし、スタートができない。コンピューターのトラブルで、エンジンが吹けない。

 雨で、電器系が壊れてしまった。予選時間いっぱいまで、修復作業をしても直らない。

 最低でも2周は走らないと(タイムを残さないと)嘆願書も駄目という事で、トラブルを抱えたままコースへ。

 3速のまま走りきり、嘆願書を提出。決勝レースに最後尾から出れる事になった。

 最悪の予選となった。

 予選 / 最後尾



 
〜決勝〜

  迎えた、決勝日。先程まで、雨が降ってた様子。サーキットに到着すると、路面はウェット。

 タイヤを選択しなければいけない。スリックか、レインタイヤか。。。悩む。

 オレはスリっクを選んだ。理由は、どうせ最後尾スタートだ。

 これで路面が乾けば、最後尾から一気に、1位へ。優勝へのプロローグだ。。っと勝手に思い込むオレ様。

 フォーメーションラップでタイヤを暖めつつ、ブレーキを暖め、路面を確認。

 。。。見事に、ウェット路面。300Rは特に酷かった。

 最後尾のグリッドに着き、シグナル点灯を待つ。こんな路面だから、じっくり行けば必ずチャンスはある。

 シグナルが、赤〜青に。オレ様のスタートも悪くはなく、1コーナーで1台をパス。

 続く、Aコーナーに向けてもう1台をパス。。。する事ができずに、スピン。

 コーナーに飛び込みすぎた。再スタートしたが、ウェット路面にスリック。経験がないオレには氷りの上の様。

 それに加えて、完全に熱くなってしまった。続くヘアピンでも、スピン。

 5万人の観衆の前で、良い所を見せる予定が、とてもかっこ悪い所を見せてしまった。

 とても辛く悔しい2戦目になった。

 決勝 / 7位


96年 東日本ザウルスカップ インターテック/JTCC

予選 / 最後尾(予選出走できず)

決勝 / 7位


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 97年4月 天気:雨 JTCCインターテック/東日本ザウルスカップ レースレポート 

 東日本ザウルスカップ / メインレース大会名:インターテック

 前回の悪夢のレースから、4ヶ月後。3戦目のレースが決定。

 リベンジを決め、また東日本ザウルスカップに参戦。

 またもやJTCCの前座レースの為、観客も約5万人。

 必ず、やり返す。絶対に勝つ。

 そんな風に、意気込んでいた事を思い出します。



 
〜予選〜

  去年に続き、東日本ザウルスカップに参戦。前回の事があるので、気合いを入れてサーキット入り。

 去年の雪辱を、リベンジを、必ず勝ちたい。今思えば、意気込みすぎていたのかもしれない。

 3戦連続雨。しかも今回は、かなりの大雨だ。危険な状況な為、再度ドライバーズミーティングが開かれる。

 JTCCの選手は、「危険だから中止だ」と主催者に訴えかける。オレ達も同意見だった。

 主催者は何を思ったのか、メインレースのJTCCは中止。オレ達ザウルスカップはスタートだと告げられる。

 かなりの大雨なので、ストレートさえ真直ぐ走れずに、スピン、コースアウト、クラッシュが続出。

 こんな時は、慎重に走ってコースに留まる事が大事。いつ雨脚が弱くなるかもしれない訳だし。

 アタックは、雨量が少ない時を狙ってするのがベスト。。。そう、頭では分かっていた。

 ブレーキにだけ気をつけて、車を振り回して乗り、タイヤも暖める。

 そうやって冷静にタイミングをはかっていたのだけど、3周目にコースアウト。

 単なるミス。つまらないミス。アホなミス。オレ様の予選は、それで終わってしまった。

 予選 / 9位



 
〜決勝日〜

  朝起きると、大雨だった。今回のレースも雨。メディカルチェックをしピットへ向かう。

 しかし雨脚は更に強まり、かなり危険な状態になる。あまりにも危険な為、ブリーフィングが開かれた。

 すでにメインレースのJTCCは中止が決まっていた。後は前座レースのオレ達をどうするか。

 主催者側は、「君たちには走ってもらう」と強制的な発言。ドライバー達は当然ブーイングの嵐。

 しかしそんな意見は通らず、決勝スタート時刻に。

 正直、恐かったです。雨は段々止んできてたんだけど、濃霧になっていて。。。。。

 フォーメーションラップでは、前車が全く見えないほどの霧。

 コントロールタワーでは、濃霧の為赤旗が掲示された。スタートディレイ。

 5分後、またフォーメーションラップがスタート。しかしまたもや、濃霧になり前車が見えない。

 フォーメーションラップなのに、前車に追突しないか心配になりました(笑)

 それだけ何も見えない状況だった。結局、レース中止の判断が下った。

 またもや、雪辱を晴らせなかった。不完全燃焼。3戦目のレースはこうして幕を閉じた。

 決勝 / 悪天候により、レース中止


97年 東日本ザウルスカップ インターテック/JTCC

予選 / 9位

決勝 / 悪天候により、中止。


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